PPAPI版「Flash Player」について
こんにちは、Kinza開発チームです。
昨年12月にAdobe社より「Flash Player 16」の提供が開始され、同時にPPAPI版のインストーラも提供されております。このPPAPI版は元々「Google Chrome」向けに提供されておりましたが、今回「Chromium」派生ブラウザ上で動作するプラグインとしても提供が開始されたものです。
Adobe社のリリース記事については、以下のブログをご覧ください(英文)
現在の「Kinza 1.7.0」はNPAPI版「Flash Player」のみを認識いたします。次期リリース予定の「Kinza 1.8.0」はPPAPI版も認識するように修正させていただく予定です。ご期待いただいているユーザー様におかれましては、もう少々お待ちいただきますようお願い申し上げます。
PPAPI版を使用することにより、ユーザー様に多くの利点がございます。その一部をご紹介させていただきます。
- NPAPI版よりセキュリティ、安定性が向上
- ページを表示するパフォーマンスが向上
- 「Google Chrome」対応サイトの表示が可能になる
NPAPIは古いブラウザ用に開発されたため、いずれは「Chromium」から完全に廃止されると見られています。NPAPIプラグインは制約された低レイヤーでの処理をおこなう一方、PPAPIプラグインはサンドボックス、GPU アクセラレーション、マルチプロセスなどを利用した「Chromium」に最適化された処理をおこなうことができます。
詳しくは以下の記事をご覧ください(英文)
KinzaへのPPAPI版「Flash Player」のインストール方法については、「Kinza1.8.0」の公開を目処にこちらの開発ブログや使い方のページ等でお伝えさせて頂きます。
追記:さきほどChromium 40のリリースを確認しましたのでKinzaにおきましてもバージョンアップ作業を開始致します。「Kinza 1.8.0」で導入可能かどうかは開発チームで検討いたしますが、いずれも早い段階でユーザー様にご提供できるように努力したいと考えております。
引き続きKinzaのご利用・ご支援宜しくお願い申し上げます。
Kinza開発チーム一同