開発ブログ

Kinzaのロゴはどうやって生まれた? デザイナーACOさんインタビュー

こんにちは、Kinza開発チームです。

今日は、Kinzaのシンボルであるロゴマークをデザインしてくださった、デザイナーのACOさんのインタビューをお送りします。

ご覧のページの左上にあるKinzaのロゴ。そこにあるマークは、日本人ならだれでも知っている空想上の動物「麒麟」をモチーフにしていること、ご存知でしたか?なぜ麒麟がロゴマークになったのか、世の中に膨大な量のアプリアイコンが溢れる中でどのような存在感を目指したのか、色々お伺いしてみました。

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Kinzaのロゴはどうやって生まれた?

世界のソフトウェアロゴを分析して傾向を分類

――“ソフトウェアのロゴをデザインする”という注文を受けて、まずどのような点に注意してデザインしようと思ったのでしょうか?

世の中には誰もが知っているたくさんのウェブブラウザのロゴが存在しますので、そういったブラウザのロゴに負けないインパクトを出すこと、そしてブラウザのタブに表示される16ピクセルのファビコンや、デスクトップアイコンのサイズになっても十分な視認性や存在感があり、一方でウェブサイトなどに大きいビジュアルで掲載しても充分な密度を伴うデザインを心がけました。

デザインにあたっては、まずIE、Firefox、Opera、Chromeなど、世界中の著名なブラウザやソフトウェアのロゴを研究して、デザインの傾向などを分析してみるところから始めて、いくつかのパターンを導き出しました。そこから、Kinzaのロゴにふさわしいデザインの方向性を探っていったのです。

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世界のソフトウェアを分析すると、いくつかの方向性が見えてくる

――“ソフトウェアのロゴをデザインする”という注文を受けて、まずどのような点に注意してデザインしようと思ったのでしょうか?

あたりまえのことですが、ロゴデザインにたくさんの意義を持たせたり、メッセージを伝えようとしたりすることはとても難しいのではないかと思うのです。世の中の有名なソフトウェアのロゴに関しても、ユーザーはわりと漠然とした印象として認識していたり、おそらくデザイナーの意図通りではない捉え方をしたりしているものも多いのではないでしょうか。

なので、タイトルラベルとの掛け合わせで「なるほど、そういう意味か」と気づいたり、ソフトウェアを使っていく中でロゴに愛着を持ったり、そういった伝わり方ができれば成功ではないかと思いました。

テクニカルな面では、ソフトウェアのロゴデザインは良い意味でも悪い意味でも、OSのトレンドに引っ張られてしまう傾向があるので、他メディアのブランドアイデンティティよりは、ある程度の制限が伴うと考えています。例えば、iPhoneアプリやAndroidアプリのロゴは、バージョンアップするたびに方向性が変わって世界中のアプリのロゴがそれに合わせて変化していきますよね。一概に言い切れるとは限りませんが、例えば正方形に収まり易い形状であったり、立体感やグロス感のあり/なしがあったりなど、大まかな方向性は似てくると思います。

“日本橋から世界へ”という思いを込めた麒麟ロゴの原型

――Kinzaの初期デザインコンセプトを考案した際のエピソードをお聞かせください。

Kinzaのデザインコンセプトは、Kinzaというソフトウェアの特長や名前に込めた思いなどをロゴデザインの傾向合わせてデザインに落とし込み、5案ほど考案して開発者の皆さんとディスカッションしていきました。

まずはモチーフ自体に「日本」という特性を託そうと考えました。アブストラクトなものではなく、具体的でシンボリックになり得るものです。

中でも、「日本橋の麒麟像」というモチーフにたどり着いた際に、その麒麟像がもつコンセプトをKinzaにピッタリとオーバーラップすることができました。Kinzaという名前の由来である「金座」のあった日本橋。そして何より、Dayzさんのオフィスのある日本橋。そこを起点としながら、世界に羽ばたいていってもらいたい。「KIRIN」のデザインにはそういう思いを込めました。

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麒麟をモチーフにしたロゴデザインの初期スケッチ

完成ロゴの元になった麒麟をモチーフにしたもののほかには、手裏剣、小判、宝船、あとは海外からみたクールジャパンの象徴ということでアニメの大きな目なども候補にあがりました。

  1. 日本の昔話に登場する「宝船」をモチーフにした「TAKARA」
  2. 日本の刀や手裏剣をデザインに盛り込んだ「SHURIKEN」
  3. Kinzaの頭文字をモチーフにした「K」
  4. Kinzaが生まれた日本橋にある麒麟の銅像をモチーフにした「KIRIN」
  5. 日本のアニメ文化で特徴的な「瞳」をモチーフにした「EYE」

 

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Kinzaロゴの初期デザインコンセプト

人によりイメージする姿が異なる「麒麟」、どう表現するか

――ロゴデザインの方向性が「KIRIN」に決まってから、デザインのブラッシュアップではどのようなご苦労がありましたか?

「麒麟」という存在自体は日本人にも馴染みがあるものの、あくまで架空の生物ですので、実はみんなが同じ姿を思い浮かべるわけではないのではないでしょうか。なので、誰が見ても「麒麟」だと思ってもらえるようシンプルな形状に落とし込むのに苦労しました。別の生物に見えてしまうのをできるだけ回避できる構図や、パーツ、カラー、テクスチャをチョイスするように心がけたのです。

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デザインスケッチからブラッシュアップした過程

またカラーリングについては、Chromiumブラウザということで、当初はGoogle Chromeのようにカラフルな色味に寄せて考えていましたが、あまりKinzaならでは個性が表現できなかったというのと、そもそも「麒麟」をイメージしてもらうという目的が達成できそうにならなかったので、カラフルという方向性はボツにしています。

そこで初心に帰り、「Chrome」という言葉の響きからイメージできる“金属感”を出すことができ、且つ「金座」というKinzaの由来である言葉をイメージできる「ゴールド」を使うことにしました。加えて、日本橋にある「麒麟像」のもつちょっとダークな色合いで、ゴールドがビビットに映えるようにコントラストを組み立てました。

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カラーリングを施したロゴデザイン案

――「Kinza」というテキストロゴのフォントについては、どのような点にこだわりましたか?

ベースとなるフォント探しをするなかで、Kinzaのロゴが醸し出す“金属っぽさ”を出すために、当初は直線のみで構成されたシャープなフォントを第一候補にしていました。しかし、結果としてちょっと男っぽくなりすぎるデザインになってしまったのです。

ブラウザという男女に関係なく利用してもらうソフトウェアの特性上、ある程度の中性感を残したかったので、金属っぽさもありながら、少し柔らかいラインが入るフォントを選び直したところ、最終決定したフォントにたどり着きました。まさに、K、I、N、Z、A、というアルファベットで構成された形が、ちょうどいいバランスで並んだことが決め手になりました。

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グラフィックとテキストを組み合わせたロゴの最終候補(一番右下に決定しました)

――最後に、完成したロゴについての感想とユーザーへのメッセージをいただけますか?

完成したロゴには非常に満足しています。ロゴという小さいエリアに、濃縮された世界を表現する必要があるので、今回プロジェクトに関わらせていただき、デザイナーとしてのスキルアップにもつながったと思います。

いつもはウェブサイトやアプリケーション全体のUIデザインを請負い、その中でのロゴデザインをさせていただくことが多いのですが、今回はロゴのみのデザインということで、完成したロゴが製品やウェブサイトの中でどのように扱われていくのか、わくわくしながら制作することができました。

今後、Kinzaの普及が一層拡大するのに合わせて、誕生したロゴも多くの人に愛される存在に成長してくれたら、デザイナーとしてこれほど嬉しいことはありません。

協力:株式会社エーシーオー
取材:井口 裕右

GW期間中の掲示板対応について

こんにちは、Kinza開発チームです。

Kinzaの要望やバグ報告(掲示板)に関して、GW期間中の対応について周知致します。
2015年5月3日(金)から2015年5月10日(日)の間の投稿に関しては、5月11日(月)以降に順次ご回答させて頂きたく存じます。

何卒ご理解の程宜しくお願い申し上げます。

Kinza開発チーム一同

Google Chromeだけじゃない。Chromium派生ブラウザまとめ

こんにちは、Kinza開発チームです。

ChromiumをベースにしたブラウザはGoogle Chromeが最も有名ですが、選択肢としてはChromeだけではありません。私たちの開発するKinzaもその一つです。また、世界中にはたくさんのChromium派生ブラウザと呼ばれるWebブラウザが存在します。それらの情報はChromium派生ブラウザ総合 まとめWiki – トップページが詳しいです。

そこで今回は多数あるChromium派生ブラウザの中から評価の高いブラウザをピックアップして紹介します。

Google Chrome

Google Chromeのトップページ

Chromiumの開発を主体的に進めているGoogleが提供しているとあって、Chromiumの最新版とよく似ています。Chromiumに対して追加されている機能としては、Flash Playerの同梱、Chrome PDF Viewerの統合、自動アップデート機能に加えてGoogleへの利用状況およびクラッシュレポートの送信、Google翻訳の組み込みがあります(via Chromium – Wikipedia)。Chromium派生ブラウザを好む人たちから嫌がられるRLZトラッキング機能もあります。これはChromeを使用しているかどうかを定期的に送信するトラッキングタグになります。

Google Chromeで新しいタブを開いた時の表示

執筆時点でのWebKitのバージョンは 537.36 になります。Chromeとしてのバージョンは41.0.2272.76となっています。対応プラットフォームはWindows/Mac OSX/Linuxになります。

Chrome ブラウザ

Comodo Dragon

セキュリティに重点を置いたブラウザで、人気があるようですが、執筆時点ではダウンロード不可となっているため除外しています。

Free Download Secured Comodo Dragon and IceDragon Internet Browsers

Cốc Cốc

ベトナム生まれのブラウザです。

Cốc Cốcの新しいタブを開いた時の表示

デフォルトでベトナム語で立ち上がるので操作が難しいかも知れません。その場合はインストール後、デスクトップにできるショートカットのプロパティで --lang=ja をつけて起動するとメニューの日本語化ができます。

デフォルトはタイ語。これはどう操作すれば良いか分かりません…

特徴として、デフォルトで二つの機能拡張が入っています(有効にはなっていないです)。一つは各種Webサイトに対応したメディアダウンローダー、もう一つはタイ語と英語の辞書機能になります。

プリインストールされた機能拡張

メディアダウンローダーを使うと、様々な動画、音楽配信サイトにおいてメディアのダウンロードが可能になります。YouTube、ニコニコ動画、FC2、Saymove、ひまわり、Dailymotionなど大抵のWebサイトにおいて動画のダウンロードが有効になります。

ダウンロードできるメディアが見つかった場合

もちろんメディアのダウンロードやサービス規約、法律に沿って行われなければなりませんので注意してください。

もう一つの特徴はダウンロードの平行実行による高速化です。最大8つのプロセスで並列化し、高速なダウンロードを実行します。通常、600KB/s程度の転送であったとしても、3.5MB/sくらいまで高速化します。

ダウンロードを並列処理化

プログレスバーを見ても途中からダウンロードを行って高速化するのが分かるようになっています。もちろん、これもサーバ側の負荷を考えつつ行うべきですが(Cốc Cốcは自動的に並列化しますが)、普段使っているブラウザ以上にダウンロードが高速に行われるようになるでしょう。

Cốc Cốcの新しいタブは下の画面のようになります。まるでポータルです。

Cốc Cốcの新しいタブ

検索やニュース、予め用意されたサイトがDockのように並んでいます。ここから各サービスに素早くアクセスができるようになっています。Web検索は独自の検索サイトを使って行われます。

検索結果

ここからGoogle、Yahoo、Bingの検索へジャンプすることもできるようになっています。

執筆時点でのWebKitのバージョンは 537.36 になります。Chromeとしてのバージョンは40.0.2214.121となっています。対応プラットフォームはWindowsとMac OSXになります。

Trình duyệt Cốc Cốc, lướt web theo phong cách Việt

Opera

Operaはかつて専用のレンダリングエンジンを使っていましたが、現在は方針を変えてChromiumベースになっています。インストーラーが配布されており、既に日本語化されています。

Operaのインストーラー

opera-2

Operaにはスピードダイヤル機能が備わっています。これは頻繁によく使うサイトを登録しておける機能で、9つ登録できます。ただしサイト同士を重ねることで、フォルダ化もできます。クリックの他、Ctrl + 1〜9を使ってキーボードショートカットで素早くアクセスも可能です。

スピードダイヤル

もう一つ用意されているディスカバーは新しいコンテンツを発見するための機能で、ニュースをサムネイル付きで表示します。左上でカテゴリを選んだり、右上の設定で地域を切り替えてニュース内容を変更できるようになっています。

ディスカバー

機能拡張ではなく、Operaアドオンという別な機能になっています。ChromiumからAPIを削除しているところがあるので、Google Chromeの機能拡張ままでは動かないことがあるようです。Download Chrome ExtensionというOperaアドオンをインストールするとChrome機能拡張がインストールできるようですが、基本的にはOperaアドオンから選ぶのが良いでしょう。

Operaアドオン

設定やUI(メニュー)、Operaユーザとして登録することでブックマークの同期など、Chromiumをベースとしながらもかなり独自の実装となっています。ブックマークの同期はiOSのOpera miniやAndroid用Operaでも利用ができるので、スマートフォンやタブレットでOperaブラウザを使っている人にとっても有用でしょう。

執筆時点でのWebKitのバージョンは 537.36 になります。Chromeとしてのバージョンは41.0.2272.76となっています。これはGoogle Chromeと同じであり、細かいレベルで更新頻度が高いことを意味しています。対応プラットフォームはWindows/Mac OSX/Linuxになります。

Opera ブラウザ – 高速で安全なブラウザ – 無料でダウンロード

SRware Iron

ドイツ製でWeb検索時にGoogleへのサジェスト送信やエラーページ送信機能を削除したブラウザになります。それもあってWeb検索はGoogleではなくDuckDuckGoを使っています。メニューは右側にある点はChromiumと同じです。

SRware Ironの画面

DuckDuckGoのWeb検索結果はGoogleとは異なりますが、日本語も通ります。

SRware IronのWeb検索結果

Google Chromeにある初回起動時にインストールIDの送信、エラーレポート機能、RLZトラッキング、自動更新、URLトラッキングといった機能がSRware Ironにはありません。また、ビルトインされたアドブロッカー、ユーザエージェントの柔軟な変更(UA.iniを編集)、新しいタブを開いた時のサムネイル表示数を12個に変更しています。

なお自動更新機能はありませんので、最新版が出ている場合は自分でダウンロードし、更新する必要があります。だいたい1ヶ月に1回更新されています(Windows/Mac OSX/Linuxそれぞれに更新タイミングは異なります)。

執筆時点でのWebKitのバージョンは 537.36 になります。Chromeとしてのバージョンは41.0.2200.0となっています。SRware Ironはマイナーアップデートは採用しない方針とのことで、若干のセキュリティリスクにつながる可能性もあるようです。対応プラットフォームはWindows/Mac OSX/Linuxになります。

SRWare Iron – The Browser of the Future

Kinza

最後に私たちの開発するKinzaを紹介します。新しいタブの画面は検索やRSSニュース、よく見るページへ素早くアクセスできるようになっています。レイアウトは変更可能です。

Kinzaの新しいタブを開いた画面

Kinzaの特徴としては、まず高機能なRSSリーダーの実装があります。

KinzaのRSSリーダー

記事はリスト、抜粋、詳細表示の3パターンから選択ができます。また、記事の検索もできます。フィードの登録はURL指定の他、右上にあるKinzaボタンからも可能です。更新チェックを行う頻度は設定から変更できます。詳しくはRSSリーダーの使い方を参照してください。

もう一つは検索機能です。ウィンドウ上部にあるオムニボックス(アドレスバー)はURLの入力だけでなく、検索もできます。Web検索だけでなく、様々な検索サイトへのアクセスやRSSの検索結果も表示できるようになっています。

さらにマウスを使った拡張としてスーパードラッグおよびマウスジェスチャーがあります。スーパードラッグとは、Webサイト上にある文字列を選択&ドラッグして上下左右にドロップすることで指定したアクションを行う機能になります(さらに詳細設定では上右、下左といった2方向以上の指定もできます)。

スーパードラッグの設定

例えば指定した検索エンジンでの検索を行います。上がGoogle、下はAmazonといった具合です。さらに名前をつけて画像を保存やリンク先を保存したり、テキストのコピーといったアクションも選択できます。

マウスジェスチャーはよく知られている機能ですが、右クリックしながらマウスを動かすことで任意のアクションを実行する機能になります。さらにKinzaではホイールジェスチャー(マウスホイールと右クリックの組み合わせ)やロッカージェスチャー(右クリックしながら左クリック、またはその逆)によるアクション実行も可能です。

kinza-3

スーパードラッグやマウスジェスチャーをビルドインしたことで、新しいタブなどセキュリティ上Chrome機能拡張が使えない場所であってもスーパードラッグやマウスジェスチャーが使えるようになっています。

新しいタブ上でもマウスジェスチャー

さらにKinzaはユーザの声から新機能を開発するというのをモットーとしています。掲示板を通じてユーザの意見を聞き、それを開発につなげていくことで便利なブラウザを作っていくのを目指しています。また、ユーザのアクティビティを無許諾で送信するようなスパイウェアやマルウェアを排除したり、ユーザの許諾なしにKinzaと無関係なソフトウェアをインストールするようなことはありません。

Kinzaのデフォルトでのオムニバー(アドレスバー)からのWeb検索はFoooooとなっています。Foooooの運営はKinzaと同じDayzになります。

Kinzaでの検索結果

執筆時点でのWebKitのバージョンは 537.36 になります。Chromeとしてのバージョンは40.0.2214.115となっています。また、対応プラットフォームはWindowsのみになります。

Kinza | 日本橋生まれのエターナル青春系ブラウザ!


いかがでしょうか。Chromiumをベースにした派生ブラウザはGoogle Chrome以外にもたくさん存在します。Chromium派生ブラウザ総合 まとめWiki – トップページを見ると、さらに数多く存在するのが分かるはずです。とはいえ、今現在も継続的に開発が続けられているものは限られるのですが…。

それぞれに特徴をもって開発が行われています。ぜひ様々なブラウザを試して、自分のWebブラウジングスタイルにぴったりくるブラウザを探してみてください!

[リリース] Kinza2.1.0を公開しました

こんにちは、Kinza開発チームです。

本日2015年4月24日付けで、Kinzaのアップデート版となるVer2.1.0を公開致しました。最新版のダウンロードは、以下リンク先よりお願い致します。

[更新内容]

  • Chromiumのメジャーバージョンアップに対応(41.0.2272.101 → 42.0.2311.90
  • サイドバーに閲覧履歴項目を追加
    (thanks nanashinoさん、kotetuさん
  • ツールバーの設定(kinza://settings/kinzaToolbar/)に以下を追加。
  • マウスジェスチャーの設定(kinza://settings/kinzaMouseGesture/)に以下を追加。
    • 「サイドバーの表示」のアクション
    • (thanks wxさん

  • サイドバーの設定(kinza://settings/kinzaSidebar/)に以下を追加。
  • デフォルト検索エンジンをsearch.kinza.jpに変更。

Ver2.0.0でリリースしたサイドバーに関して、掲示板のトピックに多くのフィードバックを頂きました。この場を借りて改めて皆様の投稿に御礼申し上げます。今回のアップデートではご要望があった閲覧履歴項目の表示やマウスジェスチャーとの連携等を実装する事ができました。引き続き掲示板上の専用トピックにてご意見・ご要望を頂けると有難く存じます。

掲示板:実装されたサイドバーについて

今回のChromium42へのメジャーバージョンアップ対応に伴い、Flash Playerについて注意点があります。以下は技術的な内容となりますが、ご一読ください。

Chromiumプロジェクトでは、NPAPIプラグインの廃止を段階的に進めており、ブラウザのパフォーマンス、安定性とセキュリティを向上させる代替技術の利用を推奨しております。このため、今回メジャーバージョンとして採用しましたChromium 42からデフォルトでNPAPIプラグインがロードされないようになりました。詳細は以下の記事(英文)をご覧ください。

Chromium blog – The Final Countdown for NPAPI
http://blog.chromium.org/2014/11/the-final-countdown-for-npapi.html

もしNPAPIプラグインを引き続きご利用されたいユーザー様がいましたら、
chrome://flags/#enable-npapi
を開き「有効にする」を選択していただくことで、一時的にご利用いただくことは可能です。ただし、上記の記事によれば2015年8月には、この設定も削除するとしております。KinzaはChromiumの仕様に追従する方針としておりますので、ご利用のユーザー様には本動作についてあらかじめご了承いただきますようお願い申し上げます。

先日ブログ記事にてお知らせした、NPAPI版のFlash Playerについても同様の扱いとなりますので、Kinzaご利用のユーザー様にはPPAPI版のご利用を推奨いたします。インストール方法は以下のページをご参考ください。
PPAPI版「Flash Player」について
http://www.kinza.jp/blog/2015/01/22/ppapi-flash-player/
Adobe Flash Playerのインストール手順
http://www.kinza.jp/help/#1004

使い方のページは、Ver2.1.0を前提とした内容に更新致しました。今回より実装された機能、及び改良を加えた機能の利用方法についてはそちらをご覧ください。

以上今後とも何卒宜しくお願い致します。

Kinza開発チーム一同

Chromium 41 script streaming

こんにちは、Kinza開発チームです。

New JavaScript techniques for rapid page loads

Chromium Blogから気になる話題をピックアップしてご紹介します。
今回の話題はJavaScriptのロード高速化技術の一つ、「script streaming」についてです。

script streaming

script streamingは、Chromium 41から導入されたJavaScript処理の高速化テクニックです。JavaScriptのロード時間を短縮するべく、並列処理(multi threading)を用いて高速化を図っています。

一般的なwebブラウザでは、データロードをいくつかのフェーズに分けて処理しています。ダウンロード、パース、そして表示(実行)です。JavaScriptの場合には、パース完了後にコンパイルも行っています。これは他の多くのブラウザやKinza、本家Google Chromeも同様です。

htmlのように比較的シンプルなコンテンツであっても、こうした手順を踏んでから表示されています。

script streamingの有無による差

script streamingはJavaScriptのダウンロードとパースを別のスレッド上で処理することで、パース完了までの時間短縮を目指しています。その効果は、低速なインターネット回線において大きく発揮されます。

ダウンロードフェーズにおいて、コンテンツはパケット単位でわずかずつダウンロードされ、ファイルやメモリ内に蓄積されていきます。従来技術下では、ダウンロードが全て完了してから構文解析(パース)を開始していました。

ですが、script streamingではJavaScript全体のダウンロード完了を待たず、既にダウンロードが済んでいる部分に対してパースを行います。

script streaming技術の導入後もダウンロードにかかる時間そのものに変化はありませんが、パース処理時間はパケットの到着を待つ隙間時間に押し込まれるため、ダウンロードが終わる頃にはパースもある程度まで進行している事になります。

streaming
この技術により、ページのロード時間は10%ほど高速化が見込めるとしています。

相変わらずボトルネックはダウンロード時間だが

script streaming技術を用いていても、webブラウジングにおいてボトルネックはダウンロードである事に変わりはありません。ですが、高速化の余地はまだまだあるのだという可能性を感じる話題です。

Code caching

同じエントリにおいて「Code caching」という技術も紹介されています。こちらはChromium 42で導入される、JavaScriptのキャッシュに関するテクニックです。

再度同じページを表示する際に、キャッシュしておいたJavaScriptモジュールを利用することで、なんと40%もの高速化を実現するとしています。凄いですね。

Windows10に搭載される予定の「Spartan」もその表示速度で注目を集めていますが、我らがChromiumもまだまだ負けていませんね!

 

Ver2.0.0で実装された「サイドバー」とは?

サイドバーって何ですか?

こんにちは、Kinza開発チームです。

3月31日リリースのVer2.0.0で実装された新機能のひとつがサイドバーです。

サイドバーはKinzaのメイン画面の左サイドに縦長の固定枠を表示させる機能です。Ver2.0.0 時点ではブックマークツリーを表示させることが出来ます。貧弱なブックマークバーしかない事を理由に、Google Chrome への移行をためらっていたユーザーにはおすすめの機能です。

まだまだ発展中の機能であり、Ver2.0.0時点ではブックマーク機能しかありませんが、ゆくゆくは履歴や検索なども行えるようになる予定です。サイドバーの使用方法については、http://www.kinza.jp/help/#3008 に詳しい解説があります。

ブックマークマネージャとの違い

サイドバーを見て、「はて?どこかで見たような」と思った方はいらっしゃいませんか?そうです。ブックマークマネージャそっくりなのです。ブックマークのツリー表示だけなら、オリジナルのChromeにもあるブックマークマネージャでも可能なのです。

では、サイドバーとブックマークマネージャの違いは何でしょう?ブックマークマネージャはブックマークを編集するための機能で、以下の特徴があります。

  • 表示するとタブが1つ増える
  • webページを表示するエリア全体を占有してしまう
  • メインウィンドウにしか表示されない

ブックマークマネージャはwebナビゲート機能ではなくブックマークを整理するためのものなので、これでも良かったわけです。

一方、サイドバーの方は

  • 各ウィンドウに表示可能
  • webページと並べて表示可能
  • タブは使用しない
  • ブックマークツリーの展開状態は、新しいウィンドウへ引き継がれる

といった特徴があり、webナビゲート用という性質が色濃く出ています。さらに、インポートやエクスポートといった機能はないものの、コンテンツメニューによるブックマーク編集も可能です。

サイドバーがあることのメリット

サイドバーからアクセスする事で、より短いステップでwebコンテンツへ到達することが可能になります。ブックマークツリーの下層にあるブックマークであっても、展開表示しておけば1クリックでアクセス出来ます。

また、ブックマークバーを非表示にする事で、垂直方向の表示スペースを稼げます。

webサイトは低解像度デバイスへの配慮から、コンテンツの水平サイズを大きくしない傾向があり、PCなどの高解像度デバイスでは水平方向にゆとりがあります。一方、垂直サイズはコンテンツ量次第であるため、配慮されづらい状況です。

ブックマークバーをサイドバーで置き換えることで、余りがちな水平表示スペースに代わって縦方向の表示スペースを僅かながら稼ぐことができます。

ブックマークツリーの展開表示

サイドバー上に表示されたブックマークツリーの展開状態はKinzaを閉じた後でも記憶されています。また、展開状態はKinzaの新しいウィンドウを開いた時にも引き継がれます。

引き継げるのは通常ウィンドウなら通常ウィンドウへ、シークレットウィンドウならシークレットウィンドウへ、それぞれ引き継がれます。

頻繁に利用するwebサイトを選びやすいように展開状態を変えたくない場合には、シークレットウィンドウで開くなど、通常ウィンドウとシークレットウィンドウをうまく併用する事で、webナビゲートがさらに楽になります。

通常ウィンドウでのツリー展開状態は、前述の通り、全てのウィンドウを閉じても記憶されています。一方、シークレットウィンドウは全て閉じると忘れてしまい、再度開いた時に全て展開された状態に戻ってしまいます。シークレットなのにブックマークツリーの方は、全てさらけ出されてしまう点は注意が必要です。

以上、Ver2.0.0で実装されたサイドバーと詳細機能に関するご紹介でした。今後のアップデートにおいても、サイドバーの機能拡張を進めていきますのでご期待ください!

[お知らせ] 検索エンジンのリニューアル

こんにちは、Kinza開発チームです。

本日2015年4月15日付けで、Kinzaから利用できる検索画面のリニューアルを実施しました。

Kinzaのアドレスバー及び「新しいタブ」より利用できるデフォルトの検索エンジンは、これまでKinza開発チームの所属先であるDayz株式会社が提供する「Fooooo」 (search.fooooo.com)でしたが、今回のリニューアルよりKinzaのドメイン下(search.kinza.jp)に変更させて頂きました。

現在Kinzaを利用されているユーザー様に関しては、アドレスバー及び「新しいタブ」より検索を実行すると、search.fooooo.comからリダイレクトされて、search.kinza.jpドメイン下において検索結果が表示される形になります。

Kinzaの次回アップデート(2015年4月下旬を予定)より、正式にKinzaのアドレスバー及び「新しいタブ」のデフォルト検索エンジンとして設定致します。

以上、今後とも何卒宜しくお願い致します。

Kinza開発チーム一同

なぜChromium派生ブラウザを選ぶのか?

こんにちは、Kinza開発チームです。

Chromiumには数多くの派生ブラウザが存在します。それこそ、かつてのIEコンポーネントを使ったブラウザが多数あった時代を思い起こさせます。

Google ChromeもChromiumの派生ブラウザの一つではありますが、Chromiumをメインで開発するGoogleが提供するブラウザとあって一歩飛び抜けています。そんな中、他のChromium派生ブラウザ(Kinzaを含め)を選ぶ理由はどこにあるでしょう?

Googleに魂を売り渡したくない

まず、Google Chrome(ひいてはGoogle)を嫌がる人がChromium派生ブラウザを使う傾向があります。Google ChromeにはGoogleが使う動向調査機能がデフォルトで組み込まれています(拒否することもできます)。そういった情報送信がない分、Chromium派生ブラウザは軽快に動作します。

自動アップデートしたくない

Google Chromeは自動アップデート機能が備わっています。これは新しい機能が使えるようになるという利便性がある一方、ある日突然動かなくなる機能が出る可能性や、動作について自分で把握できないという問題点もあります。

Chromiumは元々自動アップデート機能はありません。そのためChromium派生ブラウザにも備わっていないものが多いです。セキュリティアップデートは必要ですが、そうではないバージョンアップについては自分で取捨選択して必要な時にアップデートできる、そんなコントロールができるのはChromium派生ブラウザならではです。

Google Chromeでは無理なところにも手が届く

例えばKinzaではマウスジェスチャーの機能があります。これは機能拡張としてではなく、Chromium内部に手を入れる形で実装しています。それはなぜかというと、Google Chromeはセキュリティ上、新しいタブ上ではマウスジェスチャーが使えなくなっています(新しいタブ上では機能拡張の動作に制限があります)。

そこでChromium内部に手を加えて(ビルドイン)新しいタブ上でもマウスジェスチャーが使えるようになっています。こういった独自の機能追加が行えるのもChromium派生ブラウザの良いところではないでしょうか。

同様に最後のタブを閉じた時にブラウザを終了しないようにする機能拡張も新しいタブ上では動作しません。Kinzaでは設定の中で有効にできるようにしています。

コンセプトに合わせてChromiumを変更

Chromium派生ブラウザはGoogle Chromeの真似ではありません。それぞれにコンセプトがあり、それに合わせて機能を拡張しています。機能を極限までそぎ落として軽快さだけを追求するもの、セキュリティを強化して、機密情報を扱うような場合においても安全に使えるようにしたものもあります。百度やYandexのようにポータルが自分たちのサービスを使いやすくするためのWebブラウザとして提供しているケースもあります。

Kinzaについて言えば、とにかくユーザの声を聞いて、それを開発に活かしていくというのがコンセプトです。自分たちが欲しいブラウザを自分たちで作る、そんなコンセプトになります。それぞれが求めるブラウザを実現してユーザに受け入れてもらえる、それがChromium派生ブラウザの良さです。様々な派生ブラウザを試し、自分に合っていると思ったものを使っていくのが良いのではないでしょうか。

専用ブラウザの時代へ

これまでWebブラウザと言えばWebサイト全体を扱うものとして汎用的に開発されてきました。しかし今後は使っているWebサービスに特化した、専用ブラウザの時代が来るのではないかと考えています。日本においては2ちゃんねるのように専用ブラウザ(専ブラ)が使われているケースもあります。

企業においても自分たちの許可しているWebサイトや業務システムを使いやすくするWebブラウザを開発するようになってもおかしくありません。プロキシや機能拡張による対策ではなく、Webブラウザ自体を目的に合わせられるのがChromium派生ブラウザの売りと言えます。


Chromiumの派生ブラウザはとても数多く存在します。どのブラウザが良いかは個人の考えによって変わってくるでしょう(Kinzaがもちろんお勧めです!)。自分が使ってみたいと思える派生ブラウザをぜひ試してみてください!

【リリース済】スーパードラッグの反応距離設定を追加(kinza 2.0.0)

【ご意見】

リンクドラッグ時に反応するまでの距離をもう少し短くしたいので反応距離が設定できるようにして欲しいです。
ご意見を詳しく見る

【リリースしました】

Kinza 2.0.0で機能を実装いたしました。個人の使い勝手に合わせて、反応距離をスライダーで調整出来るようになりました。 「kinzaボタン」から「設定」> スーパードラッグをクリック。スーパードラッグの反応距離を「短い」「長い」の間で調整できます。 是非使いやすい反応距離に調整してみてください。

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ご意見・ご要望はこちら

[リリース] Kinza2.0.0を公開しました

こんにちは、Kinza開発チームです。

本日2015年3月31日付けで、Kinzaのアップデート版となるVer2.0.0を公開致しました。最新版のダウンロードは、以下リンク先よりお願い致します。

[更新内容]

今回のアップデートにおける目玉は、サイドバーの実装です!Kinzaの初版リリース以降、掲示板では継続的にサイドバーの要望が寄せられており、今回のアップデートでようやく実装するに至りました。

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まずは、Kinzaのブックマークを表示させることからスタートとなりますが、「UIをこう改善したら良いよ」とか「サイドバー上に表示させたい情報がある!」等、より便利になるようながあればご意見・ご要望頂けると有難く存じます。

今回も掲示板上にサイドバー専用のトピックを開設致しました。以下より投稿頂けます様ご検討ください。

使い方のページは、Ver2.0.0を前提とした内容に更新致しました。今回より実装された機能、及び改良を加えた機能の利用方法についてはそちらをご覧ください。

以上、今後とも何卒宜しくお願い致します。

Kinza開発チーム一同