開発ブログ

Chromeでプッシュ通知、その他…Chrome/Chromiumブログからピックアップしてお届け

こんにちは、Kinza開発チームです。

Chromium派生ブラウザが好きな方であれば購読しているかも知れませんが、Google ChromeおよびChromiumではブログを開設し、Webブラウザ周りの情報を発信しています。今回はその中から気になる話題をピックアップして紹介します。

Chromium Blog

Chrome 42 Beta: Push Notifications, Promoting Add to Home Screen and ES6 Classes

Chrome 42ベータについてです。まずはにわかに話題になっています、プッシュ通知があります。

プッシュ通知。画像はChromiumブログより

Androidアプリと同じく、Google Cloud Messagingを使って、許可されたGoogle Chromeに対してプッシュ通知が遅れるようになります。

Androidのホームスクリーンへ追加を促すための機能が追加されています。Chrome 32からメニューを使ったホームスクリーン追加はできていましたが、今回はさらに画面下にバナーを出して、そこから追加を促せるようになります。

ホーム画面への追加。画像はChromiumブログより

なお、現時点ではWeb App Manifestを用意しなければならないこと、サイトのコンテンツをHTTPSで置かなければならないといった制約もあります。

ES6への対応も続いており、今回はクラスに対応しています。以下のような書き方になります。まさにクラスですね。

その他、細かな修正が行われています。

Freezing Chrome for Ice Cream Sandwich

Android 4.0、いわゆるIce Cream SandwichについてChrome 42のリリースを最後に更新停止となりました。セキュリティパッチは出ると思いますが、Chrome 43以降を利用する際にはAndroid 4.1以降を使う必要があります。

Pwnium V: the never-ending* Pwnium

Chrome OSの脆弱性を発見するハッキングコンペPwniumを止めるという記事です。ただしこれはセキュリティリスクを放置するという話ではなく、コンペではなく通年形式に切り替えるということになります。

コンペ形式の場合、脆弱性があったとしてもPwniumの開催まで発表を控えてしまうケースが見受けられるためで、Chrome VRPに変更することで最大5万ドルの賞金が得られるようになるとしています。

Beta Channel for the Android WebView

AndroidのWebViewにβ版が用意されました。初のリリースはChrome 40がベースになっているとのことです。これにより最新のWebViewの機能、性能をチェックできるようになります。

Hello HTTP/2, Goodbye SPDY

HTTP/2が正式に決まったのに合わせてChromiumではその前進的存在とも言えるSPDYのサポートを2016年の早い段階で取りやめると発表しました。今後はHTTP/2をサポートしていく必要があります。

Google Chrome Blog

For What’s Next: the new Chromebook Pixel and USB Type-C

新しく発表されたChromebook Pixelと、そこで使われているUSB Type-Cの紹介です。100Wを送れるとあって、電源に使えるのが便利ですね。また、今後スマートフォンやタブレットがUSB Type-Cに対応してくれれば、同じケーブルと充電器ですべてまかなえるようになるとのことです。

1,000 Chrome Experiments and counting…

Googleが公開しているChrome Experimentsの作品登録数が1,000を突破したとのことで、それを記念した作品が作られています。

1,000 Chrome Experiments

Chrome Experiment #1000

それぞれが作品になっていて、マウスオーバーで大きさが変わったり、音が鳴るのが面白いです。ぜひご覧ください。

More Protection from Unwanted Software

望まないソフトウェア(unwanted software)対策がさらに強化されたとのことです。Chromeでは次のような画面が表示されます。

望まれないソフトウェアをダウンロードしようとした際の警告。画像はChromeブログより

望まないソフトウェアとは以下のような条件だそうです(via Unwanted Software Policy – Company – Googleより)。

  • 価値を満たしていない
  • ユーザを騙したり、別なソフトウェアのインストールに便乗する
  • 重要な機能などをユーザに教えない
  • 予想外の影響をシステムに及ぼす
  • アンインストールが困難
  • ユーザが知らない内に個人情報を収集する
  • 他のソフトウェアにバンドルされ、その存在を隠す

確かにバンドル系でこういうのがあったり、マルウェアまがいのソフトウェアはありますよね。


Chromium/Google Chromeともに次々と新機能、情報発信を行っています。Kinzaも負けていられませんね!